1.概要
大沢住区は、三鷹市の西南端に位置してます。面積は約284ヘクタールあり、天文台などの公共用地が約34%、緑地と農地が約25%、住宅用地が約22%を占めています。住区の人口は約1万2千5百人、約6千所帯と三鷹市内では最も人口密度の少ない地域です。
住区の北部には国際基督教大学、ルーテル学院大学、東京神学大学の3つの大学があり中近東博物館、富士重工の工場があります。
住区のほぼ中央部には国立天文台があり、南部には野川の清流が流れ、そこには大沢コミュニティセンター、都立野川公園、大沢総合グラウンド大沢第2グラウンド、ほたるの里三鷹村などがあり、とても自然環境に恵まれたところです。
住区の南には調布飛行場があり、調布基地跡地には5万人収容規模の味の素スタジアムが臨めます。
また、教育施設として、大沢台小学校、羽沢小学校、第7中学校、学習と憩を提供する三鷹市西部図書館、福祉の施設として特別養護老人ホームどんぐり山があります。、
2.大沢の風景
野川国分寺崖線に沿う野川は、崖(ハケ)ぎわの泉を源流としています。野川沿いの崖(ハケ)には、旧石器時代から縄文時代にかけて坂上遺跡、出山遺跡、天文台構内遺跡、高塚古墳など、多くの遺跡が発見されています。
野川は、大沢住区の南部、大沢6丁目のほたるの里三鷹村から大沢コミュニティセンターの北側を流れ、下流で多摩川と合流します。毎年春には野川のほとりには桜が咲きほこり自然の美を鑑賞させてくれます。野川に生息する野鳥や川岸に咲く野草など清流の音と共に散策を楽しませてくれます。